山陽軽合金鋳造所はアルミニウムなど軽合金の砂型鋳造･ダイカスト鋳造･グラヴィティ鋳造を行う八尾市(東大阪)の鋳造所です。鋳物の製造はお任せください。

アルミ合金の鋳造法は大きく分けて、「砂型」、「グラヴィティ」、「ダイカスト」に大別されます。
当社では、1980年代より精度、強度が高くコスト面でも経済的なグラヴィティ鋳造法を採用し、当社独自の製造システムを確立してまいりました。
お客様の多様なご要望にも迅速に対応し、高品質な製品を低コストで効率的に製作いたします。

金属製の鋳型（金型）に、溶湯を注入して製作する方法です。溶湯注入時に圧力をかけるダイカストと比較し、重力（グラヴィティ）のみで鋳込むことから、グラヴィティ鋳造と呼ばれています。
砂型に比べて鋳肌はなめらかで寸法精度がよく、ダイカストに比べて設計の自由度があり、設備面のコストも経済的です。
3つの鋳造法のうち、もっとも生産性と経済性のバランスがとれた鋳造法といえます。

・ダイカスト鋳造法
溶湯に強力な圧力をかけて金型に注入し、製作します。溶湯の注入速度が速く、大量生産に向いていますが、設備が高価なため小ロットの生産には向きません。金型の形状が限られているため、自由な形状設計の難しい鋳造法です。

・砂型鋳造法
けい砂を固めて作った鋳型に溶湯を注入して製作します。鋳物の形状や大きさに左右されず、複雑な形にも対応できますが、鋳肌が粗く、寸法精度はよくありません。試作品や単品のみの製作に適した鋳造法です。

アルミ合金は、アルミニウムを主成分とする合金です。
「軽量」「耐食性」「導電性」といったアルミニウムの特長に、その他の配合成分の割合によって多種多様な特性が加わり、非常に広い用途に使い分けられています。